美容院で初めてパーマするときの頼み方とかかる時間の目安

川越の美容室フラワー店長の木村です。
初めてパーマに挑戦するときって緊張しますよね～
どのようなパーマにしたいのか？どうやったらうまく自分のイメージを伝えられるのか？とても難しいです。パーマの種類と特徴、パーマの頼み方のポイントなどを簡単にお話しします。

パーマの種類と時間の目安

パーマには大きく分けて２つ。
ウェーブなどの「クセ」をつけるものと、「ストレートに伸ばす」ものがあります。
今回は「クセ」をつけるウェーブパーマについてお話いたします。

クセをつけるウェーブパーマの種類

●コールドパーマ

機器を使わず濡れているときにカールが出る従来のパーマです。
持ちは、１ヵ月から３ヶ月くらい
熱を使わない分ダメージは少なく★☆☆。１時間から１時間半くらいかかります。

昔からあるパーマで、ほんのりパーマをかけたいという方におすすめのパーマです。
メリットとしては、熱を加えないという意味での傷みが少ないです。反面「パーマが長持ちしない」ということからパーマをかける頻度が多くなり毛先のダメージがよりかかってしまう、そんなデメリットもあります。

●デジタルパーマ
コールドパーマから進化したもので、専用機器を使い乾熱を利用した形状記憶パーマです。
持ちは、２ヶ月から６ヶ月くらい
ダメージはちょっとあり★★☆ 。２時間から２時間半くらいかかります。

コテで巻いたようなくっきり弾力のウェーブカールで、ボブで毛先だけのワンカールスタイルも再現しやすいです。
高温になるため根本にはパーマがかけられません。ショートより長めのヘアスタイルに向いています。
熱を直接髪にあてるので、どうしてもダメージが出やすく傷みやすいです。
うちにはデジタルパーマの機械が無いので写真がありません。

●エアーウエーブビータパーマ

デジタルパーマ同様、専用の機器を使い湿熱を利用した形状記憶パーマです。
持ちは、２ヶ月から６ヶ月くらい
ダメージは少なく★☆☆。２時間から２時間半くらいかかります。

エアーウエーブビータは、ビタミンCとオゾン、最先端のテクノロジーの力で、カール形状を“瞬間記憶”。ダメージを抑えながら、やわらかでコシのある美しいカールをつくります。
根元からパーマをかけれるのでショートスタイルでもOKです。根元からふんわりします。

エアーウエーブビータをされた方の感想は、「ふわふわ〜」「外人のくせ毛みたいな柔らかいウエーブ」といわれます。
硬毛や直毛な方は自分の髪質でないくらい、やわらかふわふわを実感できると思います。
柔らかいけどウェーブがしっかりなので、猫っ毛でも良い感じに仕上がります。

結局どのパーマが良いの？

結論からいうと私はエアウェーブパーマが断トツおすすめです。
最先端のテクノロジーを使ってのパーマは素晴らしいです。ですが、美容師の経験と知識が大前提です。
1液2液という言葉を聞いたことがあると思いますが、この薬剤一つも髪質とダメージ度合いに対して薬を間違えてしまうと仕上がりと髪のコンディションは大幅に変わります。なので初めてパーマをかけるときは特にパーマの評判が良いお店(美容師)を選ばれると良いと思います。

美容院でのパーマの頼み方

美容院でパーマをかけるとき当店フラワーの場合、まず今の髪の状態を拝見します。
パーマをかけたことがある方は、現在の状況や普段のお手入れの仕方、スタイリングなど5分から10分くらいかけてカウンセリングします。

どんなパーマにしたいか、ご要望を伺いながら、髪の長さやウェーブのかかり具合を決めていきます。

パーマとカットは同時にした方がいいです。
最終的なパーマの仕上がりに合わせてカットをします。それには長さや形、毛量の調節、段の入り方を考えてカットし、パーマをかけるためカットなしではあまり成り立ちません。
とにかく毛先がまっすぐでなく、パーマがかかっていればスタイルは気にしないということであればパーマだけでも問題はありません。

どのようなパーマにしたいのかの伝え方

肝心なのはどのようなパーマスタイルにしたいのか、どう伝えていいのか分からないですよね？
こんなパーマにしたいとか、こんなカールが良いとか、言葉で言うのもいいのですが、特に初めてパーマをかける方は、写真を用意するといいです。

雑誌の切り抜きや、スマホのスクリーンショットでOKです。
スマホで「パーマ　スタイル」と検索すれば色々なパターンが出てきます。

パーマのイメージを伝える写真選びのポイント
・何枚か用意してください。10枚くらいあると助かります。
・できるだけ現在の髪の明るさと長さが近い人の写真だといいです。

美容師は写真から、好みの傾向や雰囲気を掴んでいきます。

パーマの仕上がりは髪質で大きく左右します
太く硬い髪の方はねこっ毛で細い髪の方とは同じパーマをかけても仕上がりのイメージはちがいます。逆も同じように言えます。それぞれの髪質、直毛、くせ毛、骨格の違いにより異なります。

このように初めてパーマ、最低限の基礎知識と準備をすればそれほど心配はいらないと思います。
パーマについての疑問や不安なことがありましたら、お問合せください。可能な限りお答えいたします。