2017年4月のニュースレター「春を感じる俳句」
わたしのつぶやき
店長の木村育代です。
春を感じる俳句
私が尊敬する方で俳句を詠む方(俳人)がいます。その方の春の俳句を一句ご紹介させていただきます。
仮の世にいろあらばこの桜具
上田 日差子(うえだ・ひざし)
上田 日差子(うえだ・ひざし)
仮の世という不思議な想像の世界、そこでの色があるとしたら桜貝のような淡く優しいピンク色。
色に例えるところがとても女性らしさを感じ桜ではなくあえて桜貝というのが大人で上品でロマンチックな、そしてやわらかい感じの春を想像できます。
上田日差子さんもまさにこのような雰囲気の方で、お姉さんのような存在です。俳句に無知な私なのでもっともっと深い意味合いがあるのでしょうが、私的に想像しました。
俳句は十七音という短い音数の中に、四季のある日本ならではの季語を入れて、広い世界の自然や人の生活を短く切り取って、侘び寂びの深い趣を表現する事、読者は十七音だけでなくその後ろの目に見えないもの、余韻を感じとる。
俳句の魅力はこのようなことだそうです。日本の文化に感動します。
私も俳句を作ってみたいと思います。
4月のニュースレター
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